Jambo!
朝の支度をととのえ、ホストが管理している学校を見せてもらいました。
ここは、お金の関係で公立の学校に通えない子達に無償で開いている私立学校だそうです。
ケニアでは小学校といえども授業料がかかるので、収入の乏しい家庭ではしばしば子供を学校に行かせるのを諦める家庭もあるらしく、そうした家庭のために作った学校だそうです。
4歳から8歳までの子を受け入れているそうです。ケニアの小学校教育は7歳からなのですが、それより下の子達も前教育のような感じで受け入れてるらしいです。
とはいえ、お金をとっているわけではないので、僕のホスト含め3人ほどのポケットマネーで運営を賄っていて相当カツカツだという話をされました。
なのでご飯もキャッサバで作ったお粥だけで、作るおばちゃんは生徒の親がボランティアでやっているそうです。僕にもくれましたがほぼ液状ですがかなりとろみがあり、結構自然な甘みもあって美味しかったです。お腹にも溜まります。毎日って言われたら困りますけど。
子供達は可愛かったです。
ユニセフとかで見るような写真が撮れました。
教室の中はこんな感じ
学校から戻って家に帰ると、ホストの兄が逃げた鶏を捕まえようとしていたので、一緒に追いかけっこをしました。
木に繋いだ後また逃げたのですが、今度は自分から物置に突っ込んでいったので簡単に追い詰めることができました。
まあこの後首掻っ切られて肉にされるんだからそりゃ必死に逃げます。その割には2回目に逃げた時敷地の中に留まってたけど。
お兄さんが鶏の首をナイフで切ります。かわいそうに切れ味が良くないので、中途半端に首切られた後は失血死待ちです。
ばたついてましたが、足と手で押さえつければ鶏の力でどうこうすることはできません。
動かなくなった鶏を鍋に入れてお湯に浸して羽を取っていきます。
2人でできるもんでもないので僕は見てるだけでしたが結構な手間ですね。時間かかってました。
その後は足と手羽を切り離し、腹を開いていける内臓を選り分けていきます。
砂肝ってほんとに砂が入ってるんですけど、砂は薄い皮膜に覆われてるので砂肝自体は簡単に綺麗に砂と分けられます。初めて見ました。選り分けた食べられる部分は焼いてその後トマト玉ねぎと煮込んで食べました。
鶏をシメるところをみたからといって食欲がなくなるとかは特にありませんでした。
自然に歩き回れる環境で育ったからなのか、知ってる鶏肉と味と食感が違いました。
食感に関しては筋肉を感じました。噛むときにハリがあるって感じ想像出来ますかね?
味は食べ慣れたものとは明確に違ったのですが、こちらが特別美味しいかと言われれば別にそんなこともなく、こちらも普通に美味しかったです。
Asante!